平成23年 第4回 定例議会

伊藤康平議員

高齢者福祉について

安心生活創造事業の取り組みについて

本事業は厚生労働省が選定する地域 福祉推進市町村が実施するモデル事業で、平成22年2月より美浜区幸町2丁目をモデル地域とした「み・まも~れ幸町」の取り組みが開始され、今年度は三ヵ年計画の最終年度となり、今後の取り組みについて質問しました。

アンケート調査により、どのような声がよせられているか。 また、調査結果を受けての取り組みについてお聞かせ下さい

 日常生活の悩みや不安について「急に具合が悪くなったりした時のこと」「健康のこと」「災害時や緊急時のこと」を心配する声が多くありました。60歳以上の方に家族以外の見守りにかんして「望む」と回答した方が約3割あり、社会福祉士や訪問員による訪問のほか、募集したボランティアによる見守り体制を整え、高齢者から相談を受ける拠点として「み・まも~れ幸町 」を整備しました。

地域の新たな見守り体制の構築についてお伺いします。

 自治会、民生委員、宅配業者、ガス事業者、警察などが連携し、日々の業務の中で高齢者の異変に気づいた場合、「み・まも~れ幸町」に連絡し適切な対応を図る「幸町2丁目見守りネットワーク」を立ち上げました。親族などの連絡先や持病、服薬などの情報を記載し、急病や災害時に活用する「幸町あんしんカード」を作成・配布しました。

自主財源の確保に向けての取り組み成果と課題についてお伺いします。

県共同募金会と配分金について協議したほか自主財源の確保策を検討しておりますが、まだ現実には至らない状況。自主財源の確保をしていくには、地域住民や関係者のさらなる理解が必要であり、引き続き自治会などに働きかけて参ります。

モデル事業継続の考えはあるのかお伺いします。

団地住民からは「安心感が生まれた」「身近な相談場所ができた」民生委員からは「共同して困難事例に対応できるようになった」など、今後も継続を望む声が多いことから、関係者と十分協議して参りたいと考えております。

超高齢社会を目前に控え、本事業の取り組みが本市の見守りの基盤となるように事業の継続を強く要望いたしました。

学校教育について

習熟度別少人数授業について

大阪市では、児童、生徒一人一人の学習内容の理解度や技能の習得の程度、興味・関心の程度に応じて、 少人数グループを編成し、「てきる喜び」「わかる喜び」を実感できる教育にも取り組まれておりました。 本市の取り組みについて質問いたしました。

一人一人に応じた指導を充実していくために、子どもの学習理解度に応じた取り組みについてお伺いします。

 各学校ではこれまでもティームティーチングや少人数指導など学習形態を工夫し、個に応じたきめ細やかな指導で基礎的・基本的な知識と技能の定着を図り、補充的な学習、発展的な学習の必要な児童生徒の支援をし、確かな学力の向上に努めております。

教職員のスキルアップの取り組みとして、どのような支援をされているか。

 教師の授業力向上のために計画訪問や教科等主任研修、教育センターにおける初任者研修を始めとする専門性の向上を図る各種研修を実施しております。若年層のモデルとなるミドルリーダーの資質能力向上を目指して、現在、研修体系の見直しを進めております。校内研修の推進を図ることで、教職員スキルアップに努め、研究指定校の報告会に中堅・若手の教職員が参加する機会を設けることにより、教職員の資質向上を図っております。

学校改善の取り組みについて、課題分析と改善を活かすために、PDCAサイクルの実践についてお伺いします。

 文部科学省の「学校評価システムの確立に関する調査研究」に平成14年度から取り組み「わかる授業・楽しい教室・夢広がる学校」づくりを目指し全小中学校で継続的・組織的に学校改善を進めてきました。その結果、学校教育活動の充実には、評価改善に反映する重点目標の設定、具体的な方策を全教職員で取り組むこと、ミドルリーダーの育成が学校活性化に重要であることなどが明らかになり、開かれた学校づくりをとおして教育の質の向上をは図ることとしております。

子供たちが安心して学べる環境づくりの充実を重ねて要望いたしました。

美浜区地域の諸問題について

京葉線高架下における歩行者・自転車の横断通路の設置

ミハマニューポートリゾート付近、美浜区、中央区の区境付近の横断通路の設置、防潮堤計画の見直しについて伺います。

 ミハマニューポートリゾート出入り口付近に商用施設の利便性向上の観点から、横断通路を設置することについて、地元からの要望があることについては認識しておりますが、商業施設の利便性の向上のための新たな通路は、事業者自らが設置すべきもとしております。
 なお、国の中央防災会議における専門調査会では「陸閘(りっこう)が閉鎖されても避難者が安全に逃げられるよう緊急避難用のスロープを設置するなど、海岸保全施設等の構造を工夫すべきである。」との報告がなされたところでありますので、新港地区、中央港地区などの胸壁や陸閘で囲まれた地域については、施設の設備者である千葉県に対し、緊急避難通路の設置について働きかけて参ります。また、防潮堤の計画見直しについては、千葉県の動向を注視してまいります。

横断通路を設置するとの明 確な答弁はありませんでしたが、「緊急避難通路」として県に働きかけて行くとのことでしたので、普段は施錠等で利用できない計画としないこと、実施の際には、地域の皆様の声に耳を傾けることなど、強く要望いたしました。