平成24年 第4回 定例議会

近藤千鶴子議員

看護士の育成と確保について

千葉市内の看護士育成を目的として設置された青葉看護専門学校は、開校以来4年間で243名の卒業生のうち市内に就業した者は半数にも満たない状況である。
 市民の血税を年間2億円を使っての看護師養成には青葉病院と一体となった取り組みと共に卒業生の市内就業率を向上すべき。また養成形態を短大に移行すべきと要望する。

●青葉看護専門学校の在り方は、運営形態や教育の充実等様々な視点から検討が必要と考えます。
●今後はさらに市内就業率の向上に努めるとともに第1、第2看護学科の在り方についても検討します。
●短大への移行は様々な対応が必要と考えますが今後の看護教育を取り巻く環境の変化を見据え将来にむけての研究課題の1つと考えます。

病院改革の根幹をなす職員の最大の比率を占める看護師の確保・育成の為には、24時間働く女性の職場環境として、365日24時間体制の病院内保育の整備をすべきと要望する。

●両病院の院内保育は日中の他、現在24時間の開所は週2回。開所日を増やすことによるコストをふまえた上で拡充について検討します。

不妊対策について

千葉市で不妊に悩む方々の現状を把握する中で、若い女性に対して妊娠適齢期や母体の健康についての知識を与えるべきと要望する。
学校教育を含めた女性への継続的・統一的な教育プログラムの必要性を訴える。

学校現場では若い女性に特化した情報の提供は整っていない。本年度作成中の女性健康手帳等の媒体を活用し、女性の星に性に関する健康について継続的知識の普及啓発に努めます。

不妊治療は精神的負担と共に経済的な負担が大きい。少しでも本人負担を軽減する為、千葉市独自の不妊治療費助成額の拡充を要望する。

千葉市において平成16年度から23年度末で延べ3097人の方が助成制度を利用している。本制度の必要性は高いことから引き続き国の制度に合わせて対応します。

がん対策について

緩和ケアについて
 医療の進歩によってがん治療は大きく前進しているものの、がんの身体的痛みを軽減する「緩和ケア」の取り組みは十分とは言えない状況がある。
 両私立病院、特に海浜病院はがん診療連携拠点病院を目指した取り組みが行われているが、現状と在宅での緩和医療に対する本市の課題と役割について問う。

 海浜病院は厚生労働省が指定する 地域がん診療連携拠点病院を目指し放射線治療装置の治療開始に向け準備をしています。
がん患者支援の取り組みとして、相談窓口の設置と共に本年4月に在宅がんの患者支援として、がん化学療法室を新たに設置し、がん化学療法認定看護師を配置しました。
また来年2月に「在宅緩和ケア」を取り上げたシンポジウムを開催する等、市民への広報や議論を深めて参ります。

がんの発症と因果関係が明らかになっている
千葉市役所のたばこ対策について

 人通りの多い市役所敷地内の喫煙場所を撤去すべき。また他の先進自治体の例をふまえ職員の健康を第一に考え、執務中禁煙に取り組む等、禁煙できる環境を整備すべきと要望する。

 喫煙に対する社会情勢を注視しながら現在の喫煙場所の移設や撤去などを含め喫煙場所の在り方を検討します。
 現在職員の中で喫煙率は2割ほど、これらの職員がスムーズに禁煙できるよう引き続き、意識啓発を行い禁煙を促します。

緑区の諸問題について

1)越智町・土気町線の整備について
 現在「事業中止」の状況であるが事業目的をふまえ大網街道の渋滞、災害時のバイパス道路として整備の推進を要望する。

 越智町土気町線は重要な路線であると認識しています。大網街道渋滞の緩和策を予定します。

2)土気駅北口周辺の整備について
 土気駅南口に比べ大きく遅れた北口整備は、安全性の確保を含め地元の悲願の整備であり、計画的な取り組みを強く要望する。

 現在、用地境界が概ね確定したことから、今後道路詳細設計・用地取得面積の確定により、1年前倒しして用地取得に着手します。

3)土気・あすみが丘地域の消防署整備について
 あすみが丘8丁目の消防署予定地1500㎡は12年間そのままの状態である。
取り組みのスケジュールを市民へ公表し、土気・あすみが丘地域一体の整備を要望する。

 現在消防局内に検討委員会を設置し、千葉市域の消防署の適正配置を検討しています。
 今年度中に方向性を見出します。