■ 減衰器 による VSWR の 改善 について
負荷の VSWR が高い場合は、整合用のパッ ド を直列に挿入することによって VSWR を 減少することができる。
計算例 では、VSWR = 3 の 負荷 に 整合用パッ ド Pad = 10 dB を 挿入する場合であり、計算ボタン を押す
と、VSWR_L = 3 の値は 反射係数 ΓL = 0.5 及び リターンロス Rs_L = 6.021 dB の値に変換され、次
に Pad = 10 dB を 挿入することで 反射係数 ΓI = 0.05 , VSWR_I = 1.105 , リターンロス Rs_I = 26.021 dB に
改善 されることが 求まる。
なお、反射係数 や VSWR 等の値を 複数項 入力した場合は、反射係数 Γ - VSWR - リターンロス の
優先順位にて 計算 するので リターンロス = 20 dB 時の計算をしたい場合は、上位の数値は 入力しないこと!