■ 計算例 について
これは、50Ω回路に ハイ・インピーダンス回路 600Ω を接続するときの 50Ω - 600Ω インピーダンス変換例である。
まず、入力インピーダンス Z1=50Ω と 出力インピーダンス Z2=600Ω を入力して、計算1 から 16.63dB 以上の ATT.で整合を
取れることが判る。
ここでは、20dB の ATT.とし 必要な減衰量 X=20dB を入力して計算すると、π型 及び T型 の 50Ω - 600Ω インピーダンス変換用 20dB ATT.の
必要な定数が得られる。
なお、値は 標準抵抗を組合せて近似値を取るが、誤差による特性劣化を押さえるには、抵抗値の選別等が必要となる。