■ 銅箔パターンが持つインダクタンス分 計算例 について
プリントパターンの引き回しによって,予定した性能が出ないことが多々ある.
それで,銅箔パターンによって形成される インダクタンス分 及び 抵抗分 を見積ることが重要となる.
計算例では 厚さ T = 18 um で パターン幅 W = 0.5 mm,長さ L = 20 mm とし
た 銅箔パターンの インダクタンス L分 は, 19 nH 程 であることを算出している.
(ただし,この概算式は導体パターン自身が持つインダクタンス分で,基板裏側に導体がない場合).
また,これの持つ 抵抗分 は, 38 mΩ 程 となる.