■ ミキサ スプリアス 計算例 について
直接 ミキサ に入力される信号だけでなく、次のような 使い方 もできる。
ある スペアナ の 2nd IF が 206MHz であり、1st IF 2046MHz を Local 1840MHz とミキシングしている。
ここで 1st Local 2046〜4046MHz が 2nd Mixer に 飛び込み等により 入り込んだ場合に生じる スプリアス を計算する。
RF 入力 を 2046〜4046MHz , Local を 1840MHz , IF を 206MHz と
して、n , m の ハーモニックス次数を 4 として 4 倍までの高調波を 計算 対象として、計算ボタン を押
すと スプリアス として現れる RF 及び Local の関係式が表示される。
結果から、次数の小さいところでは 1840 × 2 − 3474 × 1 の関係の時 206MHz となり、スプリアス と
なることが判る。
ゆえに 3474MHz が 2nd Mixer に 入らない工夫が、バンドパスからのもれ や 飛び込み に対する 設計上の注意 が必要となる。
また、RF 及び Local の次数が n=m の場合に スプリアス 関係式を 非表示 / 表示 を選択する形としたので 使用するケースによって 使
いわけることができる。
なお、故意に スプリアスが出力される値を 入力すると 長大な数の結果を出力してしまうので、計算回数 < 50000 で 制限したので 了承 を願いたい。
意外に便利なツールなので 工夫されて活用 下さい!