日光市・報徳二宮神社


報徳二宮神社

 受験シーズンが始まる頃。今市の中心部にある報徳二宮神社では、 受験生が奉納した絵馬が、数多く見られます。

 その昔、寺社には生きた馬を奉納していました。しかし、高価なため、 土や紙で作った馬の像に変わりました。平安時代には馬を描いた板になり、 時代の変化とともに、馬とは関係ない縁起物の動物なども描かれるように なったそうです。

 報徳二宮神社の主神は、薪を背負いながら本を読む像で有名な二宮尊徳です。 尊徳は幕府の命により、日光の89村の復興に尽力しました。この神社に合格祈願の 絵馬を奉納すれば、ご利益も期待できそうです。

栃木保険医新聞2011年1月号掲載