木々の紅葉が色づき始めた世界遺産・日光東照宮の前で秋季大祭として流鏑馬(やぶさめ) が行われました。前日の雨も上がり、穏やかな陽気の中で心身を鍛錬してきた射手人が参集しました。 東照宮は1953年、戦後復興を目指す人々の誇りと自信を取り戻す契機とすることを目的に流鏑馬(やぶさめ)を創設したことから、今回は「3.11東日本大震災」からの早期復興の祈りをこめて実施されました。 勇ましい武者の出で立ちで馬にまたがり、大きな掛け声とともに次々と矢を放つ迫力に、圧倒されました。詰め掛けた観衆から拍手と歓声が沸き上がり、東照宮がにぎわっていました。 |
記・2011年10月 |