新型コロナウイルスの影響で那須どうぶつ王国は一時休園をしていましたが、5月23日より一部を除いて営業を再開しました。 4月27日に、国内の動物園では初となるスナネコの赤ちゃんが誕生したとのニュースを聞いて、一般公開が始まった翌日の6月14日に訪れました。 休日ということもあり、たくさんの家族連れで賑わっていました。11時に到着した時には既に午前の公開の受付が終了していたので、午後の公開で必ず見られるようにお昼は軽食にして列に並びました。 昼頃から雨が降り始め、薄手の上着を羽織っていても肌寒く感じたので、列をはみ出さない程度に体を動かしながら並ぶこと2時間、ついにスナネコの赤ちゃんと対面の時が来ました。 身長20pほどの大きさで羽が付いたおもちゃにじゃれて遊んでいる姿は愛くるしくて、皆がスマートフォンで写真を撮っている中、私は30秒ほど動けずにただその姿を目に焼きつけていました。 スナネコの赤ちゃんを見ることができるのは2分間。この2分間は私の人生の中で最も短く感じられました。 スナネコは砂漠地帯に生息しており、特徴である大きな耳とクリッとした目から別名「砂漠の天使」とも呼ばれています。写真にあるような体の縞模様や斑点は大人になると薄くなってしまうそうです。 スナネコの赤ちゃんの名前はまだ決まっておらず、一般募集から選ばれるそうです。スナネコの赤ちゃんはメスで、お父さんの名前はシャリフ(アラビア語で「気高い」)、お母さんの名前はジャミール(アラビア語で「美しい」) というそうです。那須どうぶつ王国の応募フォームから応募することもできるので、ぜひ応募してみてはいかがでしょうか。命名者に選ばれると命名証と那須どうぶつ王国のペア招待券がプレゼントされるそうです(応募締め切り2020年7月5日)。 |
記・2020年6月 |