下野市国分寺。思川や姿川が流れるこの地域は、聖武天皇の命によって、 8世紀に国分寺や国分尼寺が造営され、かつての下野国の中心地となっていました。
「しもつけ風土記の丘」の一画として整備されている下野国分尼寺跡には、 かつての建物の柱の跡を見ることができます。また、その周りには「淡墨桜(うすずみざくら)」と 呼ばれるサクラが植えられています。
サクラの花を眺めながら、昔の人々はどのように春を感じていたのかを想像するのも、また面白いものです。