栃木県保険医協会は、6月4日、栃木県総合文化センター・第3会議室において、レセプトオンライン請求義務化撤回講演会を開催。医師・歯科医師など 27名が参加。また、谷博之参院議員（民主）の秘書が参加しました。講師には、レセプトオンライン請求義務化撤回訴訟弁護団の小賀坂徹弁護士をお招き して、この訴訟の意義と課題についてご講演頂きました。

小賀坂氏は、提訴から第一回口頭弁論の日程がいまだ決定していない経緯を説明。提訴しただけで裁判はこれからという状況下で日医や日歯などが義 務化に反対し「手挙げ方式」を主張したり、厚労省が省令を一部改正してオンライン請求に間に合わない医療機関の救済策を講じさせてきたことなど、 短期間でこれだけの運動の成果を得ることができたことを「大いに自信と確信にする必要がある」としました。

しかし、厚労省の強い巻き返しがあることを常に念頭において、マスメディアをつかって世論を喚起し、大原告団との運動に連動させていくことの重要 性も強く訴えました）。