財務省交渉の様子(左)室生保団連会長 | 怒りのFAX続々と! |
栃木協会では、12月11日、保団連の財務省交渉に室生昇保団連会長らとともに参加し、
山本有二財務副大臣に会い、栃木協会305名分の声を直接届けることにしました。
室生保団連会長は、「この間の患者負担増と診療報酬引き下げが診療内容にも影響を及
ぼし、院内感染予防費用が診療報酬で保障されていないことなどを示し、診療報酬引き下
げは国民の命を削るものだ」として、診療報酬の5%引き下げ方針の撤回を求めました。
これに対し、山本副大臣は、「税収と国債発行のバランスを考える必要がある。全体が予
算のカットなど厳しい状況のなかで、診療報酬だけそのままというのはいかがなものか。
しかし、日本の平均寿命が世界的にみても高いのは医療のおかげであることは明らかだ。
厳しい財源を工夫しつつ、患者や医療従事者にできるだけ負担にならないよう努力したい」
と述べました。
栃木協会からは、「今までの黒字分を食いつぶすような状況だ」と危機感をにじませる声
も寄せられていることなどを紹介し、診療報酬引き上げの財源を確保するよう要請しました。