栃木県保険医協会は、5月31日、ホテル東日本において第35回定期総会を開催しました。 総会では、@2011年度活動報告、A2011年度決算報告、B2012年度活動方針(案)、C2012年度予算(案)、D役員改選についての提案が行われました。 2011年度の活動については、診療報酬改定にともない、医科・歯科それぞれ新点数検討会を開催。新たな会員を迎えて組織拡大したことが報告されました。 また、「社会保障と税の一体改革撤回を」「保険で良い歯科治療を」などの署名運動に取り組み、世論の盛り上がりで「受診時定額負担」などを阻止することができました。 2012年度活動方針については、消費税増税法案を阻止する活動や後期高齢者医療制度を廃止させるなど社会保障の拡充や患者窓口一部負担の軽減を求めていく運動を強めていくことが提案されました。 さらに、会員からの保険請求、審査、指導等についての質問・相談に丁寧に対応する活動の強化については、保険医協会の活動の中心とも言うべき個別指導対策で力を発揮すべきとの意見が出されました。 役員改選では、戸村光宏会長の再任、新たに歯科より君島充宣先生を副会長、森島真先生(さくら市・医科)を理事に迎えることを提案。これらの議案は、満場一致で採択され、2012年度は、これらの方針 に沿って活動していくことになりました。 最後に、決議(案)について、TPP参加に断固反対する旨の記述を追加すべきとの意見が出され、これを加えた内容で決議をあげ、閉会しました。 総会終了後の懇談会では、活動方針で掲げた1000名会員を実現するためにも、会員のニーズに応えるプロジェクトの立ち上げやレクリエーション企画等、魅力ある保険医協会の活動を展開していくことが重要 だという意見が出されました。個別指導については、まさしく保険医協会の出番であり、保険医の人権を守り、指導、監査のあり方を改善させる活動に期待したいとの声が上がりました。 また、会員が、医科・歯科それぞれの現状を示し、共通意識を持ってその地域に合った医療活動を行うことが大切との意見も出される等、たいへん有意義な意見交換が行われました。 ◆祝電・メッセージ (順不同、敬称略) ○医師会 ○衆議院議員 ○参議院議員 ○政党など ○関係団体 北海道、岩手、秋田、山形、福島、茨城、群馬、千葉、東京、東京歯科、神奈川、
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