■保険医協会とは ■NEWS ■学習会 ■健康相談Q&A


17万人が心ひとつに

さようなら原発10万人集会に参加

猛暑となった7月16日の東京・代々木公園において「さようなら原発10万人集会」が開催され、全都道府県から17万人が参加(主催者発表)。野田内閣に原発からの撤退を迫りました。この集会には君島充宣副会長と事務局が参加しました。

この日の集会は、ノーベル賞作家の大江健三郎さんら著名9氏が呼びかけたもの。原発再稼働に反対し「原発ゼロ」の実現を目指すさまざまな団体・個人が力をあわせて開かれたものです。 原発再稼働に反対し「原発ゼロ」の実現を目指すさまざまな団体・個人が力をあわせて開いたものです。 参加者は「再稼働反対」「NO NUKES」「福島を返せ」などと書かれたプラカードやうちわ、太鼓などの鳴り物を持ち合い、 一堂に集まりました。


第1ステージとなったサッカー場では、呼びかけ人らが次々と発言。 坂本龍一さん(音楽家)は、「電気のために、子どもの命を危険にさらすようなことはすべきでない」「福島のあとに沈黙するのは野蛮だというのが私の信条」と発言。

大江健三郎さん(作家)は、「原発の恐怖と侮辱から外に出て、自由に生きていくことができると信じている」と訴えました。

落合恵子さん(作家)は、「(野田首相が官邸前に集まり抗議する声を「大きな音」と表現したことに触れて)私たちの声は大きな音ではないのです。 声を音というのは民主主義ではありません。原発推進の独裁を挫折させてやろうじゃないか」と野田政権に怒りを爆発させました。


また、呼びかけ人のなかで最高齢の瀬戸内寂聴さん(作家)は、「政府にいいたいことがあれば口に出して言い、体で表していこう」と呼びかけ、参加者を激励しました。

ステージではトークやライブが行われ、原発立地県からの現状報告や、ミュージシャンらが次々と声をあげました。 炎天下の会場からは、様々な発言に熱い拍手や掛け声が飛び、まさに「原発ゼロ」で17万人の心が一つになりました。 集会後は3コースに分かれてのパレードが行われました。

集会に参加した君島充宣副会長の話
7月16日に代々木公園で「さようなら原発10万人集会」が17万人を集め開催された。 たかが電気。そのために自分の健康や子供の未来を危険にさらすわけにはいかない。原発を廃止するという思いのみんながつながれば実現できるということを実感できる集会だった。

ご意見・ご感想はこちら
ご意見・ご感想は
こちらから