協会は、11月15日(木)に栃木県総合文化センター・サブホールにおいて医療安全管理講習会を開催しました。 今年は「医療従事者はハイリスク〜針刺し事故に学ぶ〜」をテーマに、株式会社江東微生物研究所の東出正人氏(写真)より ご講演いただきました。この講習会には県内の113医科・歯科医療機関から255名が参加しました。 医療従事者における針刺しの実態について「マニュアルが整っていても、日常の教育・啓発が不十分なところもある」 「注意していても事故はおこってしまう」など述べたうえで、東出氏は、医療従事者が感染しない、媒介者にならないために 標準予防策を講じること。血液・体液・病巣のある皮膚は感染性があると考えて触れない、手袋を日常的につけるなど話されました。 参加者は熱心に講師の話に耳を傾けていました。 なお、全ての医療機関の管理者は従業員に対して年に2回程度の医療安全管理講習を受けさせることが医療法で義務付けられています。 無床診療所は今回のような外部の講習での代用ができることになっています。受講された方は、受講証を大切に保管するようにしてください。 |