11月13日、協会は「初歩から始める漢方講座」と題して学習会を開催しました。 これには医師、歯科医師の会員ほか医療従事者が参加して、漢方の基礎を学び、また活発な意見交流が行われました。 講師は、鹿沼市で漢方内科を開業した満川博美副会長が務めました。 満川先生は、漢方に対する知識や臨床経験が豊富で、そのひとつ一つを紐解きながら丁寧に参加者に話されました。 続いて、かぜに使用する漢方薬について、「実証の人には葛根湯」「虚証の人には桂枝湯」等と解説しました。 参加者から、歯科の領域での葛根湯の処方や、誤嚥性肺炎を起こさない等の理由で、 舌苔をとることに対する各科の意見が出され、医科歯科共同で学習会を開催する意義が確認されました。 漢方講座は、今後も定期的に開催することにしています。 |