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最近の審査動向と2014年診療報酬改定の整理・再検討

協会は、3月7日、とちぎ男女共同参画センター・301研修室において、歯科学習会を開催。52医療機関より71名が参加しました。

講師は、北海道より保団連副会長の田辺隆先生をお迎えしました。はじめに2014年診療報酬改定の概要について、最近の改定の中では医療現場の要求を一定取り入れた改定と評価。算定漏れの多い事項や、個別指導として日常的に留意したい点について解説しました。

最近の審査の動向については、紙レセプトと電子レセプトが混在しているために不公平が生じないために返戻照会にとどめられていましたが、今年4月から原則電子請求が義務化されるにあたり、査定処理がかなり増加すると指摘しました。

また突合点検では、調剤レセプトとの点検が一つの画面で、かつ医薬品チェックマスターが見落としなく点検。適応病名や用法・容量などに十分気をつける必要があると述べました。

さらに縦覧点検においても、算定日情報が記録されているため、今までは前月や、当月においても治療の流れが一枚のレセプトで判断ができませんでしたが、これからは算定要件に則った請求がなされているか厳しくチェックされるとのこと。

田辺氏は、このような審査の動向にも十分に留意するとともに、保険診療のルールに精通することの重要性を訴えました。 (主な内容は栃木県保険医新聞に掲載)



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