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映画「いしゃ先生」上映会開催

協会は9月17日(土)に、パルティーホールにて、「いしゃ先生」の無料上映会を午後の部・夜の部の2回開催。一般市民を含む151名の参加がありました。

「いしゃ先生」は、「全国保険医新聞」に連載されていた同名小説を原作とした映画です。主人公は、戦前から戦後にかけて無医村だった故郷の農村で地域医療に尽力した女性医師・志田周子です。

東京の女子医大を卒業したばかりの新米医師だった周子は、ある日突然父の頼みで故郷に新設される診療所を一人で任されることになります。しかし、周子を待っていたのは「新米のおなご医者に命は預けられない」という村民の強い偏見の目と診療代を払うこともままならない貧しい村の現状でした。

それでも根気強く村民と向き合い、次第に信頼を獲得し、人生のすべてをかけて人々の健康と命を守った周子の生涯を描いています。

アンケートには「無知・貧困・女性の社会進出の遅れによる悲劇の多い時代、素晴らしい生き方だと感心致しました」「誰のいのちも同じ。無知は金がないことより恐ろしい」「私も山形県出身なので、言葉や風習など、開けない気持ちが理解できました。山形弁も懐かしかった。その中で、いしゃ先生はめげずに頑張られました。西川村のきれいな景色はとても素晴らしかったです。子供たちも純粋でとても良かったです」など、多くの感想が寄せられました。


談話
(栃木県保険医協会 副会長 満川博美)

映画「いしゃ先生」を沢山の先生方・従業員・患者さん・市民の方々に見ていただき好評でした。

原作が全国保険医新聞に連載されていたのであらすじはご存じの方が多いかと思います。映画化され、昨年11月に山形で封切られてから全国で上映されてきています。

志田周子先生は戦前、雪深い無医村で苦労して医療活動を始めました。貧しい村人からは診察料も満足に払ってもらえず、健康保険制度ができることを願って一生を終えたのでした。

健康保険を使って医療を受けられることがどんなに幸せなことかと、映画を見た人々から感想が寄せられました。主演は那須塩原市出身の平山あやさんだったことも親しみがもてたようでした。栃木県保険医協会として上映できて良かったです。



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