2月13日、中医協総会が開催され、「平成20年度診療報酬改定及び当該診療報酬改定における個別の診療報酬点数の算定項目が 分かる明細書の交付の一部義務化、処方せん様式の変更について」を舛添厚労大臣に答申しました。舛添大臣は「長期間の審議に お礼を申し上げたい。日本医療の発展のため全省あげて取り組む」と述べました。 総会では医療側委員より「0.38%の引き上げでは誠に不十分。医師・看護師の不足も補えない」「病院勤務医対策は焼け石に水」、 歯科委員からは「新しい知見やタイムスタディなど踏まえ、適切な診療報酬に向けて引き続きお願いしたい」との意見が出されました。 また支払側からは「後期高齢者医療制度を国民に普及させるため行政の努力をお願いしたい」などの意見が出されました。 土田会長は「今回は前回に比べれば抜本的な改定ではないが、外来管理加算などで大きな影響を及ぼすもの。同加算が何のために あるか、にまで踏み込んだ改定で影響は大きいがやむを得ない」などと述べました。 |
保団連記者クラブ担当事務局からの情報 |
全国保険医団体連合会は、2月15号の「全国保険医新聞」で診療報酬答申特集号を発行。会員には2月15日に発送致しますので、 改定内容をご確認ください。 |