筑波山白雲橋コースにチャレンジ

佐々木規茂(下野市)


大混雑の女体山頂

保険医協会親睦イベントの1つ筑波山登山に参加してきました。森島真先生と事務局の槇さん、橘川さん、それと私の4人での登山となりました。
筑波山は、標高877mで百名山の1つでありながら、気軽に登れる山として多くの人々に親しまれています。ケーブルカーやロープ ウェイがあり軽装でも山頂に行けることも魅力の1つなのかもしれません。 登山道には、主に、ケーブルカー横の「御幸ケ原コース」、ロープウェイ横の「おたつ石コース」、そして、両コースの間にある「白雲 橋コース」とがあります。今回は、白雲橋コースに挑戦しました。


白雲橋コース出発点での1枚

当日は、快晴に恵まれ、ゆえに放射冷却により少し肌寒く感じる位の気温でした。筑波山神社脇のお土産屋さんの前の小道を少し行くと、 石の鳥居があり、そこからが、白雲橋コースの始まりです。鳥居越しにみえる山道は森の木々によって鬱蒼としており少し薄暗く、気の引き 締まる思いがしました。登山道に入るとなかなかの急斜面が続き、すぐに汗だくとなり肌寒く感じていたことが嘘のようです。時々休息をとり ながら、他の登山客と抜きつ抜かれつの山行です。まだ紅葉には早いようで木々が青々としておりました。


声をかけ合いながら山道を進む

おたつ石コースとの合流地点で4〜6歳ぐらいの子供たちの集団に出会いました。皆元気はつらつとしており、実に楽しそう!私たちも元気をもらいました。 永遠と続くかのような急斜面にうんざりし始めた頃、名勝「弁慶の七戻り」につきました。あの弁慶でさえ七回も後戻りしたといわれる巨岩が、 岩と岩の間にあぶなっかしく乗っかっておりました。去年の大地震でよく落なかったものです。しかし、私たちは、後ずさりすることなく巨岩の 下をくぐり抜けました(笑)。その他、大仏に見える岩や、胎内くぐりという岩などが続き、いよいよあと300mで女体山山頂です。山頂までは、 岩場の間をぬうように登る細いコースです。下山客もいるので人で渋滞しており牛歩のように進むほかありません。そんな状態なので、やっとたどり ついた山頂は大混雑です。人をかき分けながら前に進むと、眼下に茨城の町がひろがり、すばらしい景色でした。残念ながら、遠方はガスっておりま したが、条件がよければ富士山やスカイツリーがみられるそうです。


まわる展望台で記念撮影

お昼は男体山山頂近くの回転展望台のある広場でいただきました。腹ペこで食べたおにぎりの味は、格別でした。下山は、ひざを痛めていて下りの 苦手が私に皆さんがつきあってくれて、ケーブルカーを利用しました。あっという間に下山しました。山頂と異なり麓はあたたかくそこで食べた 「くりソフトクリーム」は最高でした。 筑波山神社のところでガマの油売りの口上を見学し、帰路につきました。

保険医協会では、今後もハイキングやマラソンなどのイベントを企画する予定です。皆さんふるってご参加ください(撮影・事務局 橘川)。

栃木保険医新聞2012年11月号・投稿


文化部を立ち上げました!
「すぐれた組織はすぐれた文化をもつ」との認識にたち、全国の協会では旺盛な文化活動が行われています。この度、栃木県保険医協会においても 文化部を設立することと致しました。その設立記念企画として10月21日(日)筑波山に登山、11月11日(日)矢板たかはらマラソンに参加しました。 先生方やご家族、スタッフの参加により、医師・歯科医師の団体にふさわしい文化活動を積極的に取り組んで参りますので、是非ご参加ください (協会事務局より)。