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トランジスタ技術誌 連載記事 PLLシンセ の販売 |
PLL_Tr |
■ 特長
・ 広帯域オクターブ 180 to 360MHz PLLシンセ
・ クリスタル発振ベースの低位相雑音 PLLシンセ
・ すべて ディスクリート部品で PLL を構成
・ 8 bit パラレル制御 プログラマブル・カウンタ 搭載
・ DIPスイッチにて容易に周波数の変更が可能
・ 安価な ブレッドボード 構成
■ 180 to 360MHz PLLシンセサイザの構成
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図-1. PLL周波数シンセサイザのブロック図 |
図-1 は,PLL連載記事用に設計した180 to 360MHz PLLシンセサイザ の基本構成を示します.
現在では,分周器や位相比較器を一体化した周波数シンセサイザ用のLSIが登場し,シリアル データ入力型となり超小型化され,数GHzの周波数シンセサイザを
部品点数も少なく構成できる便利な時代へとなっています.
しかし その反面、PLL 技術を学びたいと思う者にとっては,PLL が ブラックボックス化 してしまい個々の回路の動作を実際回路を通して 把握することが難し
くなっていることも 事実です.
そこで RFDN では,ブラックボックス化した PLL IC を用いないで,分周器や位相比較器もすべて安価なディスクリート部品であえて構成する広帯域,オクターブ
発振するPLL周波数シンセサイザを準備しましたので,高周波でのPLL技術の習得に活用して頂ければと思います.
もちろん,クリスタル発振をベースとしたオクターブPLLであり,優れた位相雑音特性を有していますので,実用回路への応用,
例えば 500KHz の 基準信号を入力して 180 - 360MHz 間の 4MHzステップのシグナル・ソースに,5MHz の ローノイズ基準信号 を 入力して 200MHzへ
の ローノイズ てい倍回路,高周波クロックの作成にと,様々な応用が可能です.
■ PLLシンセサイザの外観
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写真-1. 180 to 360MHz PLLボードの外観 |
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写真-2. 10MHz VCXO REFボードの外観 |
■ 主な仕様
● PLLボード
| ・ 周波数範囲 |
OUT 1 : |
180 - 360MHz |
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| OUT 2 : |
22.5 - 45MHz |
| ・ 周波数分解能 |
OUT 1 : |
fr×8 |
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| OUT 2 : |
fr |
| ・ 基準信号 fr |
10MHz≧fr |
≧180KHz |
| ・ 出力レベル |
OUT 1 : |
≧-2dBm |
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| OUT 2 : |
≧+2dBm |
● REFボード
| ・ 出力周波数 |
10MHz,5MHz |
,1MHz,500KHz,200KHz |
| ・ 周波数安定度 |
≦±50ppm |
(at 0〜40°) |
| ・ 周波数可変範囲 |
≧±100ppm |
(4V±2V) |
* 周波数安定度は試作機での評価です.
■ 価格
● PLLボードとREFボードのセットで \45,000 (送料含む)で販売します.
■ 位相雑音 参考データ
* 位相雑音は分周比1/Nとループ・フィルタの値で大きく変わります. ここでは,基準信号fr=500KHz,
出力周波数 fout=180MHz で,カットオフ周波数 fc≒10KHz,位相余裕Φc≒60°とした場合の特性です.
■ その他
● 付属品
| ・ SMBコネクタ接続ケーブル 1本 (基準信号fr接続用,長さ130mm) |
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| ・ ボード取り付けスペーサ |
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| ・ 取扱い説明書 (htmlにて作成) |
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● 免責
| ・ RFDNは試作・設計を主におこなっています. それで,試作工程の設備によるボード製造となりますので,今回は10セット限定での販売となります.
製作,ご相談ください. |
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| ・ 受注後,生産となります. |
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| ・ コストダウン及び性能向上の方向で,仕様内容を変更する場合がございます. |
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● 備考
| ・ 180 to 360MHzの出力周波数は,プリスケーラ 1/8を用いた時のプログラマブル
・デバイダの動作周波数で決めました. プリスケーラの分周数を大きくすれば,高い周波数でのVCOモジュールも搭載可能ですので,ご相談ください. |
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