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| 九条守ろう憲法集会の模様 | 講師：渡辺治・一橋大学教授 |
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講師プロフィール
渡辺治（わたなべおさむ）1947年生まれ、 東大法学部卒、一橋大学教授、社会学部長、政治学、日本政治史、 憲法学を中心に研究。昨年発足した九条の会事務局として、全国 各地で講演活動を行うなど、憲法を守る運動に奔走。著書多数。 （左）缶バッジは全国保険医団体連合会が作製したもの。 ご希望の方にはお送り致します。結構おしゃれでしょ。 こちらからどうぞ |
| 缶バッジ・全国保険医団体連合会作製 |
５月７日、とちぎ健康の森・講堂において、「九条守ろう憲法集会」が開催されました。
講演したのは渡辺治氏（九条の会事務局、一橋大学教授）。420名が参加しました。
渡辺治先生は、改憲の新たな口実として、「憲法は現実とあまりにも乖離している」と
し、ときの政府が都合のいいように解釈して「九条はもう“ぼろぼろ”」とする意見には
「世界に平和を“押し付け”九条は今なお輝く」「九条は“ぼろぼろ”になっていない」と
強調しました。
九条を守るために何をするかについて渡辺氏は、国会の力関係と社会的力関係のズレ
を埋めること、すなわち、改憲勢力である自民党や公明党、民主党に投票する人たちの
中にも、九条を守るという点で一致できる人は多い。そういった人たちを取りこむ改憲反
対の運動に成功すれば流れは変わる。「九条の会」の全国での運動の広げていくこと
の重要さを述べました。
栃木県保険医協会では、昨年の理事会で「九条の会・医療者の会」への賛同を呼び
かけることを決定しています。
開業医宣言「10.平和の希求」では、いのちを守る医療人として、すべての戦争、また
それにつながる動きには意見し、反対することを宣言しています。